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    『リリーのすべて』
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      ドライカットをしに行きつつ、みゆき座で『リリーのすべて』鑑賞

      トム・フーパー監督作品ということで、絶対に見たかった一本
      『レ・ミゼラブル』ではじめて知ったときに正直なところ、線が細いな・・・という印象を持っていたエディ・レッドメインということでこれはいい仕上がりになるんじゃないかな?というのもあり





      ※以下感想です
       ネタバレありですのでご注意ください






       







      エディ・レッドメインはやっぱり巧かった

      ちょっとした指の動きまですっかり女性的

      首元の開いた服を着て、それじゃあのどぼとけでバレちゃうよ〜とか、でもやっぱりゲルダと並ぶとガタイいいしバレちゃうよ〜とか最初のうちはハラハラしていたけれど、そういうちょっとした部分を補うくらいに女性になりきっていた



      たかが絵画のモデルをしたくらいでなぜそんなにガタガタと・・・?と疑問に思いながらストーリーを追っていくと、幼少時のあるエピソードへたどり着く
      幼いときのそのことで、心に蓋をして”アイナー”として生きてきたものが、その殻を破って表に出てきたことでこのストーリーは動くのだろう

      ハンスという人物もまた、その件で”本当の自分”に気づいて、だからパリでひとり暮らしていたのかな?
      セリフは少ないけれど、ハンスという人がいてくれてよかったと感じる存在
      「”ふたりの友人”」とアイナーとリリーのどちらをも尊重し、ゲルダのことも見守ってくれる、ときには愛情、ときには友情といういてくれるだけでいい絆

      果たして彼は、初めて家を訪れたときリリーをアイナーと気づいていたのだろうか?



      舞踏会の場面で最小に登場したときからどうした?何者?と思わせるベン・ウィショー演じるヘンリク

      リリーに口づけをするとき、気づいているかのように思わせているけれど、どうなのだろう?
      ゲルダやハンスのアイナー/リリーに対する想いは純粋な愛情だけれど、この人はどうだろう?というある意味でミステリアスな存在



      アリシア・ヴィキャンデルは『コードネームU.N.C.L.E.』のときにぱっちりおめめが特徴的な、現代的な顔たちの人だなという印象だったので、こういう時代ものではどんなカンジなんだろう?と思っていたらオスカーを獲得していたのでびっくりしましたが、時代ものも合うね
      その可愛い顔立ちが夫に恋する少女性を醸し出しているようでもあり、アイナーでいて欲しいと願う場面では切なかったです



      ”リリーになりたい”という夢が叶ったとき、”母になりたい”という夢が出てくる
      前半の方ではゲルダがアイナーとの子供を欲しがっていた姿もあっただけに、ゲルダは夫を失いその夢も諦めたのに、それは望みすぎなんじゃないか?とそこだけは正直受け入れられなかったな

      ”夫”という愛するひとのそばにいたいという想いが失われるかもしれない・・・という葛藤を抱えながらも、いつしかゲルダは強くなっている
      ラストシーンはその象徴でもあるのではないだろうか?
      恋人・夫婦からいつしか教授と出会う頃には母と子もしくは姉妹のように見えてきた



      芸術家のキテレツな活動で女装していると隠すこともできたのかもしれないが、それよりもリリーでありたいという気持ちが強かった

      自分の現状を図書館に行って調べるシーン
      少し太めなパンツスーツやネクタイではなくスカーフを合わせるといういでたちは現代なら”オシャレな男性”と評価されるけれど、当時は男か女かはっきりしないヘンなヤツと思われてしまうんですね・・・



      個人的には一番印象的でグッときたシーンが女郎屋でのシーン

      「夫でいて欲しい」「男らしくして欲しい」とゲルダに言われたアイナーがかっちりとしたスーツ姿で女郎屋へ
      男性の行動であるという表面的な部分と、部屋の中ではひたすら女性らしい仕草の研究をしているという真実
      アイナーの苦しみを端的に表現しているシーンだなぁと感じました



      シンプルだけど、美しい室内
      『エリザベス1世』でも『英国王のスピーチ』でも空間は印象的だったけれど、フェルメールの光の描き方のように”トム・フーパーらしい室内の描き方”が確立されているのかな

      『英国王〜』では最初は画面の恥の方で語っていたジョージ6世がだんだんと自信をつけることで画面の中央に寄っていくという描き方だったけれど、今回は迷ったているときには中央にいるなぁという気がする
      ソファでふたりが抱き合ったりしていたり、自信を持って何かを言うといった確実性があるときには少し中央へずれた所へという見せ方をしていたのかな?
      この監督さんは画面構成から登場人物の感情を探っていくのも楽しい









      トム・フーパー監督作品で、昨年オスカー獲ったエディ・レッドメインが2年連続でノミネートされた作品だというのに、アリシア・ヴィキャンデルがオスカーを獲ったというのに、これだけの話題作でも群馬県内では上映館が無いという信じられない事態
      絶対観たいと思っていた人間は県外へお金と時間をかけなきゃいけないなんて
      どんな作品だっらたとりあげてくれるんですかね?群馬の映画館さん?とさすがに今回は県内の映画館に物申したい気分です・・・



       
      | 映画 | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
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