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  • 2019.11.17 Sunday
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映画

『複製された男』

先週の金曜日、「蠍座が30日で閉館するよ」と教えていただきええーっ・・・と衝撃が走り

ちなみに、この日は中川ライター店の閉店も報道され・・・
今年はサンローゼといい、札幌の”古き良き”が終わりを告げる年なのかもしれません・・・


12月で残業続きだし見ようかどうか迷っている作品は無理しなくてもいいかな・・・となぜか今年の12月は弱気モードになっておりましたが、他はどうあれ蠍座で気になっているのは見に行かないと!!ということで、土曜日に『複製された男』を観てきました






※以下感想です
 ネタバレありですのでご注意ください







 







重々しくも練り上げられたストーリーが巧みだった『プリズナーズ』の監督の作品だけに、これまた重々しいのではないかとそれなりの覚悟をして鑑賞開始

物語自体は動きがあるけれど、特に派手さがあるわけではなくて、どこまでも淡々と描かれていく

音楽もセリフも必要最小限
沈黙すらもここにはこれが必要なんだと納得させる構成

登場人物も必要最低限
アダムとアンソニーとアダムの恋人とアンソニーの妻とアダムの母だけ
現代の映画でエンドロールがあのようにできるくらい簡潔なのってウディ・アレンくらいだと思ってたよ



今自分がみているのはどちらのジェイク・ジレンホールだろう?と見ていて混乱するのかな?と思っていたけれど、混乱することはない
アダム目線で描かれている時間の方が長いのかな?

アダムとアンソニーの性格が正反対だからというのもあるのかな

いつもくたびれたワイシャツにネクタイの白っぽい見た目のアダム
ライダーファッションだったりTシャツだったり基本的にラフな見た目のアンソニー

常におどおどして不安そうなアダム
常に自信がありそうなアンソニー(チョイ役俳優のようだがいい生活してそうなのはなぜ?)

アダムとアンソニーの反対さをそれぞれ出すジェイク・ジレンホールの演技もいい(実は顔が濃くて苦手なのだが)



ふたりが出会うシーン

これ、どうやって見せるんだろう?と気にならずにはいられない

しばらくはアダムとアンソニーをそれぞれ交互に映す
やっぱりそうしかないのかな?と思わせたところでふたりを一つの画面の中に入れる
もちろん実際にはボディダブルを使って撮影してるのだろうけれども、本当に同じ男がふたりいるかのよう



『プリズナーズ』ではジェイク演じるロキは実はフリーメイソンの一員で・・・という設定で
今回も冒頭でアンソニーが何かしらのクラブの会員であることが示されていて、このクラブに入るための鍵も物語のポイントになってくるんだけど・・・

これがなんだったのかが明らかにされないままで、う〜ん・・・
明らかにはならなくともここのヒントがあれば最後がもう少し解釈しやすくなったのに・・・



クライマックス、アダムとアンソニーが入れ替わり、それぞれの恋人なり妻と過ごす

アンソニーの妻は今ここにいる男がアンソニーではないことに気づいているのではないだろうか?
けれども翌朝、アンソニーという男がこの世から消えてしまった時に、アダムは前からこうしてここで生活していたかのようになっている

「お母さんから電話があったわ」という旨の妻のセリフがあるんだけど、どうやらこの母親というのがアダムの母っぽいし、アダムがアンソニーでもあって、妻がいて今までもずっとここで生活してきたのだと解釈するのが自然かなと自分では思うんだけど

性格が正反対の自分を作り上げていたというか



ただ、そう考えるとアダムの恋人の捉え方が難しいんだけど
彼女も一緒にこの世から消えてしまったと捉えていいのだよね?

なぜ彼女が毎晩アダムを受け入れられずに帰ってしまうのか?
それはアダムに別の女(つまりはアンソニーの妻)の存在を感じていて、遊ばれているとでも感じていたのだろうか?
決定的な何かはないけれど、漠然とそう思っていたところにアンソニーの結婚指輪の痕を見て納得といったところなのか?



そう、ここまではいいカンジなのに、ラストのラストのワンカットが本当に残念

途中の街を巨大グモが歩くシーンも何?これ必要?と違和感があっただけに、なぜこうなるの?というか・・・

突然その場にふさわしくないものが出てくるという点では『ゲンズブールと女たち』に着ぐるみが出てきたのを思い出した
でもあの作品に出てくる着ぐるみはゲンズブールの心の中にいるもうひとりの自分だから違和感がなかったんだけど

それまで90分かけて築き上げてきた淡々としたミステリーが最後の最後にヌーベルヴァーグになってしまったように思えて

せめて、妊娠している妻だけど顔がアダムの恋人だったとか、そーゆーことね!と解釈のヒントになるようなワンカットがよかったなぁ・・・



蠍座の椅子は本当に座り心地がいい!

高崎のイオンの椅子も好きだったが、映画館の椅子特有のずり落ちがあって

蠍座の椅子は高さが低いからウチのような短足人間でもしっかり足をつけるから落ち着いて座っていられるんだよね
腰元のクッションがまたずり落ちないし変な姿勢にもならなくて
見た目よりも横幅にも余裕があって

この椅子で家でも映画見れたらいいのにってくらい

作品を楽しむだけではなくて、映画館に来て座っていること自体が蠍座は楽しいんだよなぁ

あと1本気になっているのがあるので、あと1回最後に来れればいいな

iPhoneImage.png

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今年もスタンプラリーの季節なのね
まあ今年も信じてませんがw



 
  • 2014.12.08 Monday
  • 21:40

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