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『誰よりも狙われた男』
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    うひゃ、もう11月も5日

    やっとMacをYosemiteにアップデートして、それに合わせて諸々アップデートして、と数日かかっってやっとのんびりできるようになったと思ったら、ファーストデーで見た映画の感想まだ書いてなかった(^^;)
    先週はバタバタだったけど、先月末の函館洋館巡り旅行をアップしたいなぁとも考えているんだけどそれをする時間とパワーに自信がなくなってきた・・・(記事を書くのはいいんだけど、画像を軽〜く100枚はアップロードかなというのがちょっと手間取る)

    ということで、今日は『誰よりも狙われた男』の感想

    フィリップ・シーモア・ホフマンの最期の勇姿を焼き付けたい
    ジョン・ル・カレ原作のスパイものなら『裏切りのサーカス』のこともあるしこれは楽しみ!!

    と見る前から期待値高め





    ※以下感想です
     ネタバレありですのでご注意ください






     









    これがまた予想以上に情報少なめで淡々としている

    主人公はじめスパイチームの生活感は見えないし人間関係も見えてこない(かといって『裏切りのサーカス』のように前もって人物関係をつかんでおかなくても大丈夫)
    あくまでも任務中の彼らの姿だけが提示される

    そして(最初に書いちゃうけど)、ラストの「それでどーなっちゃったのよ?!」感
    そこでそう終わっちゃうの?!というすっきりしないやりきれない思い、『ラスト・ターゲット』のときもそうだったけどこれがアントン・コービン節なのかしら?

    ジムとビルが愛し合っていて、スマイリーが返り咲いて、命がけで書類盗んだギラムが報われて、と最後がスッキリ気持ち良くハマった『裏切りのサーカス』から娯楽性を差し引いたテイストなんだろうと思います

    ”ドバイのビル素手で登ったり、アストンマーチンで華麗にキメてるのだけがスパイじゃないんだぞ”というのをジョン・ル・カレは見せてくれますね(というかそっちの方が普通なんだけどさ)



    エンドロールまで気づかなかったよ、ダニエル・ブリュール

    この人クラスならこんなしょっちゅう主人公の近くに写っていたのに気づかないなんて役やるイメージないからビックリ



    レイチェル・マクアダムスは嫌味な感じがなく、はじめて最初から違和感なく見れたかも



    そして、何考えてるかわからなくて怖いロビン・ライト

    『ハウス・オブ・カード』のクレアといい、腹の中が読めない鉄の女の役が続きますね

    というか最近脂が乗ってますなぁ

    とはいえ、クレアのイメージが強烈なのでラストでは、ああやっぱりそうきたか!この女は喰えないなぁと納得してしまったよ



    何気に出てくるとそのシーンはこのひとばっかり見ちゃうじゃないか!だったのがウィレム・デフォー

    だってさ、『グランド・ブダペスト・ホテル』のロックでカッコよすぎるんだけどイカれすぎちゃってる殺し屋のイメージ強すぎなんだもん(笑)
    それがカッチリキッチリビジネスマンな銀行家なんだもん

    最初は怪しい口座ばかり請け負っている黒い銀行家か?と思ってたが、ただ単に受け継いだ銀行の中にはそういう口座もあったという程度なのかな?

    ただ、本当にあの殺し屋のイメージのせいで本当は悪いヤツなんじゃないの?と彼の顔がスクリーンに映し出される度に疑ってました(苦笑)



    結局のところ博士はどういう黒幕なんだろう?

    そして途中良心との間で揺れる大活躍の、ギュンターにとっては重要な情報提供者がただの若手スパイかと思いきや博士の息子ってのはとにかく思いもしなかった
    敵を欺くにはまず身内からとはこのことか

    ギュンターがこれまでにどのような活躍をしてきたのかはわからないけど、こうして標的の身内さえも味方につけてしまう姿からはかなりの凄腕だとわかるよね



    クライマックスのお金を動かすのに一枚一枚書類を確認してサインする場面からはこちらも手に汗握りドキドキしながら早く成功させてくれ!!とハラハラドキドキ
    博士そんなのんびりしてなくていいから早くサインしちゃって!トミーは早く入金処理終わらせちゃって!と見ているこっちがせっかちになっちゃった
    タクシー運転手にまでなりきっちゃうの?と驚いて、でもよしこれでいける!と思っていたところで衝撃のラスト・・・

    ただ、あそこで冷静にアナベルを制止していたのを見ると、トミーはCIA側の接触で知っていたのかもしれないと思ったり
    それともこれは本当にCIA側の極秘作戦だったのだろうか?



    そして、絶対にここは語らなければならない、フィリップ・シーモア・ホフマン

    もうね、セリフのないシーンでも、このなんというかくたびれたような哀愁を感じ、でも静かに水面下で淡々と緻密に獲物を狙っているようでもあり
    佇まいだけでギュンターのいろいろな感情を醸し出すこのオーラがさすがの演技、とにかく巧い!のこの一言に尽きます

    悔しさや諦め、いろんな感情を語る背中を見送るラストシーンは映画だけじゃなくこれが本当に彼とのラストシーンなのだと思うとまた単純に印象に残るというものではない

    M:I-3とか『パイレーツ・ロック』とか個人的には娯楽系映画で見かけることが多かっただけに、こういう淡々系の彼をもっと見てみたかったなと思います



    ちょこちょこ映るハンブルの建物に、さすがバウハウスの国・ドイツと思いながら見てました




     
    | 映画 | 23:21 | comments(0) | trackbacks(6) |
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      誰よりも狙われた男/A MOST WANTED MAN
      今年2月、薬物の過剰摂取により、NYの自宅アパートで46歳の若さで亡くなった 名優、フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作。 ジョン・ル・カレの小説を実写化したシリアスなスパイサスペンス。 ドイツのハンブルクを舞台に、対テロ諜報チームを率いる男が
      | 我想一個人映画美的女人blog | 2014/11/06 11:50 PM |
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      今年の2月に亡くなったオスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作品。『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスや『アンチクライスト』のウィレムデフォーらが共演している。イギリスのスパイ小説家、ジョン・ル・カレの同名小説を映画化した。ち
      | MOVIE BOYS | 2014/11/13 6:19 PM |
      誰よりも狙われた男
      評価:★★★★【4点】(P) まるでトランプタワーを積み上げるような慎重な作業の連続。
      | 映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜 | 2014/11/30 7:57 PM |
      「誰よりも狙われた男」
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      | ここなつ映画レビュー | 2014/12/15 12:39 PM |
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      | kintyre's Diary 新館 | 2015/01/04 6:18 PM |
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      20日のことですが、映画「誰よりも狙われた男」を鑑賞しました。 ハンブルク イスラム過激派に関わりがあるイッサは人権団体の弁護士アナベルを介して銀行家ブルーとの接触しようとしていた 諜報機関でテロ対策チームの指揮を執るバッハマンはイッサをわざと泳がせ テ
      | 笑う社会人の生活 | 2015/03/08 10:07 PM |
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