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  • 2019.08.27 Tuesday
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映画

『鑑定士と顔のない依頼人』

『ニュー・シネマ・パラダイス』の監督の新作ということ、美術が絡むお話ということで気になっていた『鑑定士を顔のない依頼人』を観てきました。

出てるとついつい気になって見たくなっちゃうジム・スタージェスも出演ということで。

なんかいろいろ興奮しているので前置きはせずにさっさと本題に入ります。





※以下感想です。
 ネタバレありですのでご注意ください。






 








予想以上!
つーか正直言うと、中年の鑑定士が謎の美女の依頼を受けていいムードになり最後は明るく・・・くらいの巨匠が新作創りました的なカンジでしょくらいに思ってたけど、謝ります!!

どうやらこれで今年のランキングトップ3も出そろったかもしれない、とすら思える作品。



冒頭からひたすら続く「なぜ?」

なぜヴァージルは素手で物を触ろうとしないのか?
なぜヴァージルは高級レストランでVIP待遇を受けているのか?
なぜなんか怪しいと思った人のおかげで絵画を我が物にしているのか?

少しずつ明らかになりつつも欠くことのない「なぜ?」

でも、その感覚が嫌ではなく、ミステリー要素を増していき、より伏線に気づこうと緊張感をもたらしてくれる。



なんだかオークションの場面で『トランス』を思い出す。



なかなか依頼人の顔が明らかにならないのかな?と思っていたらそこそこの段階でクレアの素顔が明らかになる。

そこからヴァージルとクレアは恋愛関係になり、えっ?!これって年の差婚で終わっちゃうの?!としばし困惑していると予想だにしない大どんでん返し!

カフェでのシーンで気にならずにはいられなかったずっと数字を唱えている女性がキーになるなんて。
ヴァージルとロバートの関係は長いと思っていたけれど、そんなものでもなかったのか?
ヴァージルは映画撮影に巻き込まれたのか?

なぜヴァージルは襲われたのか?

ここからは「なぜ?」に代わり「何?」が続く

クレアとロバートとサラはグルだったのか?
最後、“クレアの母の絵”にはビリーからのメッセージが書かれていたことからすると、ビリーもグルだったのか?

とすると、その“クレアの母の絵”はビリーが描いた物であり、オートマタはロバートが作ったものだったということなのだろうか?
カフェにロバートがリフトを作ったのも、ヴィラに訪れるヴァージルを監視するため?

とにかくわからない!
でもね、わからないから嫌とかそういうのはない。

「はっきりとした答えは出ないけれど、自分なりにこうだと思う」という作品はいくつかあるけれど、自分なりにこうだと思うというところまでたどり着かない映画も珍しい。

例えば、『ホーリー・モーターズ』なんて“わからないこと前提”的な部分があって、わかんなくてもいいやって思いながら見たもんだけど、この作品はわかりそうなのにわからないというもどかしさ。
でも、心地よい。



この一見でヴァージルの人生が転落してしまうなんて・・・

なぜヴァージルがこんな目に遭わなければならなかったのか?
自分の夢を行かせてくれなかったビリーからの反撃なのだろうか?
それともクレアとなにか過去にあったのだろうか?

ある意味重たいけれど、ラストシーンが転落してしまったヴァージルではなく、ナイト&デイで「何があってもあなたを愛する」というクレアの言葉を信じている姿だったのがよかった。
エンニオ・モリコーネの音楽と相まって、『ニュー・シネマ・パラダイス』のときのように心地よい重厚感で終わりました。



エンドロールにずらずらずらっっと並ぶ絵画の名前もお腹いっぱい圧巻でした。

 
  • 2013.12.16 Monday
  • 23:42

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『ニュー・シネマ・パラダイス』のイタリアの巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が『英国王のスピーチ』のジェフリー・ラッシュを主演に美術競売人が謎めいた女性からの鑑定依頼に ...
  • カノンな日々
  • 2013/12/16 11:53 PM
これは見応えあって面白かったなぁ。
  • だらだら無気力ブログ!
  • 2013/12/17 12:23 AM
おススメ度 ☆☆☆ イタリア映画だが、英語版。 ヨーロッパの美術鑑定士といえば、名画だ。それを演じるのがジェフリーラッシュ。美術品のオークションを取り仕切りその手際は鮮やか。 この男が曲者、なにしろ独身だが、その生活はスタイリッシュ、そして、裏部屋に
  • ひろの映画日誌
  • 2013/12/17 8:57 AM
注・内容(ネタバレ)、台詞、ラストに触れています。ジュゼッペ・トルナトーレ監督によるミステリー『鑑定士と顔のない依頼人(THE BEST OFFER)(La migliore offerta)』出演は
  • 映画雑記・COLOR of CINEMA
  • 2013/12/18 12:09 AM
姿を見せようとしない女性の依頼人からの美術品鑑定依頼。当初は、姿を見せようとしない依頼人に反発を覚えていた鑑定士のオールドマンだったが、ある時、依頼人の姿を隠れ見て、その美しさに引かれていってしまう・・・。 互いに時には非常に失礼な態度を示し反発し合
  • 勝手に映画評
  • 2013/12/19 10:21 PM
丁寧な作品作りは眼の保養となり、含蓄ある台詞まわしは心に滋養を与え。 イタリアの凄さをたっぷり堪能させていただきました。 敢えて言うなら、《詐欺集団が詐欺師をたぶらかした》 と言ってしまうと《みもふたもない》となってしまうので、 ここは、台詞の中か
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  • 2013/12/22 3:51 PM
□作品オフィシャルサイト 「鑑定士と顔のない依頼人」 □監督・脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ □キャスト ジェフリー・ラッシュ、シルヴィア・フークス、ジム・スタージェス、       ドナルド・サザーランド、フィリップ・ジャクソン ■鑑賞日 12月
  • 京の昼寝〜♪
  • 2013/12/27 8:45 AM
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  • 2014/01/01 12:39 AM
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  • ここなつ映画レビュー
  • 2014/01/20 2:03 PM
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  • C’est joli〜ここちいい毎日を♪〜
  • 2014/05/02 8:51 PM