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    開き直りの4回目(これが最後、多分)
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      蠍座での『ミッドナイト・イン・パリ』最後の上映の回に行ってきました。

      ・・・映画館で観るのはこれで4回目です。 (ちなみに un deux trois)
      ・・・いくらウチ的2012年No.1映画とはいえDVDで何回観てるんだか

      映画館で観ることはもう無いだろうと思いますし、前回ネットの調子が悪過ぎでケータイからCDネタのおまけにちょこっと書いた程度になってしまったので、今回は真面目に論じてみようかと思います。













      さぁ『ミッドナイト・イン・パリ』を観るぞ!と構えたときから冒頭がワクワク楽しみで仕方ない!

      『裏切りのサーカス』を観ているときはラストのLa Merが楽しみで仕方ないのに対し、こちらは冒頭。 

      シドニー・ペシェのSi Tu Vois Ma Mereにのせてパリを十分すぎるほどに魅せてくれる。

      フランス大好き!パリ大好き!のウチ的には手放しで大喜びな3分間ですが、きっとこれは主人公やガブリエルら現代の登場人物のパリへの愛であり、また、アドリアナら先人たちのパリへの愛でもあるんだと思う。


      本当の悪人は出てこない

      これもまたこの作品の特徴ではないでしょうか。

      『恋のロンドン狂騒曲』でのヘレンは病んでる状態に嫌悪感を感じたし、『人生万歳』でのボリスはウチの思考回路にかなり近いので共感しながら観てはいたけれど、でもだんだんと周りにいる人にはメーワクだろうなぁと思えてくる。
      この作品にはそんな見ているうちに疲れてくるキャラはいないんですよね。

      ポールの“教養人ぶった”カンジはやっぱりイラッとするし、実にアメリカ的なイネズ一家の自己中心的さにもイラッとするけど、彼らの存在はより20年代のパリを引き立たせてくれる役割を果たしているとさえ思えてしまう。
      そりゃーあんな人たちに付き合わされてちゃあギルも夢の時代へ逃げたくなるよね〜ってな具合に。


      蠍座の上映スケジュールでの解説が非常に的を得ていてウチが言いたいことが詰まっているので、ここに一部を。(隣の欄の『アルゴ』の解説も秀逸!)

      タイムスリップなんていってもSFっぽさは微塵もなくて、タクシーに乗った先が“過去”になるというなんともゆる〜い設定。面倒な理屈を完全スルーしてるとこがいいんだな。
      冒頭からパリ好きの人なら昇天しそうなショットが続く。むろん、パリ歴史散歩みたいにはならないが、それでもパリってやっぱきれい!
      「隣の芝生は青くみえる」。過去はいつも美しく見える。シニカルな批評性を読めるところがアレンらしい知的作家性か。


      初めて観たときには、ラストシーンでギルに対し「やっと感覚の合う人と出会えてよかったねー。新たな恋の予感かしら?」と、ギルとガブリエルは恋に落ちたと思っていたのですが、その後はだんだんと感じ方が変わってきたというか。
      恋人というより感覚の合う友達なのかもしれないなぁと思うようになってきたんですよね。
      1920年代だけじゃなく、現代にもちゃんと仲間はいるんだよというカンジの。


      きっと彼が完成させる小説は彼の一連のこの体験なんだろうね。


      ただ仕事をしていただけの探偵さんはお気の毒だが、タイムスリップしすぎて首をはねられそうになるのがイネズのお父さんだったら、ざまあみろwwと気持ちいいんだけどな〜なんていつも思うウチは腹黒でしょうか(笑)

      “教養人ぶったポール”も鼻につきますが、イネズ一家もまた冷静に眺めていると鼻につきます。

      ナイトクラブにダンスに行っても「混んでる。音楽も人もサイテー」
      「落ち着いたアクセサリーは好きだけど落ち着き過ぎ」
      「安物は安物」
      結局彼らは何に対してもぐちぐちと文句を言わずにはいられない、満足することのない性格の人たちなのでしょう





      ここからは本日の感想(まあ今日に限らず観る度に思うことではありますが)


      1シーンしか出てこないけど、ダリを演じるためにエイドリアン・ブロディはどれだけメソッド演技したのだろうか?


      その後のイネズって結局、しばらくはポールとうまくいったとしても結局ポールに捨てられそう。

      さっきも書いたけど、全てに対して文句を言わずにいられないから、そのうちポールじゃ満足できなくなるか。
      結局ポールが他の女の方を向いてしまうのか。
      (ウチの中では勝手にポールとキャロルの夫婦関係は冷めたことになってる)

      結局家族そろってあんなお高くとまってちゃ“楽しみなお式”は永遠に来そうにないですねww





      今日はJR大混乱にもかかわらず30人以上はお客さんいたかな。
      隣の席の人もだったけど、ウチの他にも次のセリフや表情がわかってて先にクククって笑ってる声が聞こえてきたから、リピーターもそれなりにいたカンジでした。
      | 映画 | 23:12 | comments(0) | trackbacks(1) |
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        ミッドナイト・イン・パリ
        ミッドナイト・イン・パリ(2011 スペイン・アメリカ) 原題   MIDNIGHT IN PARIS 監督   ウディ・アレン 脚本   ウディ・アレン 撮影   ダリウス・コンジ 音楽   ステファン・レンベル 出演   オーウェン・ウィルソン レイチェル・マクアダム
        | 映画のメモ帳+α | 2013/03/26 7:58 PM |
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