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  • 2019.08.27 Tuesday
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太郎さん

葉加瀬太郎クラシックシアター@サントリーホール(11.04.10)

太郎さんがあのクラシックの聖地・サントリーホールでコンサートをする!!

絶対聴いてみたいっ!!

そんな気持ちでした。

前述の通り、3・11の後は行っていいのだろうかと迷ったこともあったけど太郎さんの“ヴァイオリン弾きのやることやったるわ!!”って気持ちについてこうと。
でも7日の余震で八戸の火力発電所も一時停止して、被災地では復旧が進んでいたインフラが振り出しに戻り、そんな状況の中で行っていいのだろうかとまた迷いがありましたが、ここはサントリーホールで太郎さんのヴァイオリンが聴けるんだから、太郎さんについていこう!!と改めて気持ちを強く持ち行ってきました。

広樹さんのブログによると新メンバーがいるということでどんなカンジになるんだろうとわくわくしながら、
そして、マチェックさんありがとうと本当に本当に思いながらサントリーホールへ向かいました。


六本木一丁目駅からカラヤン広場へ向かうスペイン坂の桜です。
SN3D03480001.jpg



110410_1547~010001.jpg

では、ここから先は“続きを読む”で。
※ネタバレありありですのでご注意ください。




今回のバンドメンバー
柏木広樹:チェロ&バンマス 
マチェック・ヤナス:ピアノ
村井俊朗:1stヴァイオリン(初メンバー)
高橋宗芳:2ndヴァイオリン(初メンバー)
松本有理:ヴィオラ(初メンバー)
西嶋徹:コントラバス

グッズは公演パンフとエコバックを購入。
サントリーホールのもぎりの配置上今回はチケを持ってなくてもグッズ売り場には行けましたね。

今回の席はRAというブロックで場所的にはいつもの配置であれば広樹さんは背中しか見えないなぁと思いましたが、ある意味ステージを脇から見る状態なんてそう経験できることじゃないし近いからいいかなぁと。

今回は入場と同時にセトリが配られ、「第1部では僕が最も得意としている(?!)トークさえもできません。」とそこに書かれているので聴く側もただならぬ趣になるという覚悟ができます(笑)

ステージ上にはピアノだけ。

開演です。

第1部

1:見上げてごらん夜の星を

08年のツアーもこの曲でスタートでした。
今この状況で聴くと心への響き方が違いますね。

2:スケルツォ F.A.E.ソナタより

3:ヴァイオリンソナタ 第1番 ト長調『雨の歌』作品78
  第1楽章:Vivace Ma Non Troppo
  第2楽章:Adagio
  第3楽章:Allegro Molto Moderato

この2と3がタダモノじゃない!!

太郎さんとマチェックさんがひとつになって、お二人の呼吸や生み出す熱気にこちらは息をすることができない!
息をできずにあっぷあっぷになっても呼吸をしていいのか迷ってしまうそのお二人の熱気。

3では楽章ごとに拍手が起きてしまいお二人的には不本意でしょうが、こちら的にはなんとかそこを呼吸タイムにして生き延びてました

休憩時間にはやぐさんとこの初めての体験に放心状態でした。

いつものツアーであれば主役・太郎さん、準主役・広樹さん、バック・その他バンドメンバーという構成にどうしてもなってしまいますが、この第1部は太郎さんも主役だけどマチェックさんも主役です。

太郎さんのつぶやきでのエピソードがあるだけにもしマチェックさんがキャンセルしたとして、これだけのものを作れるピアニストはいただろうかと余計なことを考えてしまいました。
弾ける状態にしてくる方はいくらでもいるでしょう。
でも、これだけ太郎さんとひとつになって客席に息もさせない演奏をさせることができる方はいないでしょう。

ウチはいっつも太郎さんと広樹さんの20余年の信頼関係が生み出すアイコンタクトだけで織り成すハモリが好きだと言っていますが(スタッフさん曰くジョン&ポール、ミック&キースだそうですが)
太郎さんとマチェックさんには異国でひとつ屋根の下で暮らす中から生み出される関係だなぁなんて新たな発見をしました。
ロンドンのご自宅でも長い間相当練習されたんだろうなぁというのがひしひしと伝わるこれだけの一体感。

第2部

ここからはフルメンバーです。

1:春をどうぞ

08年のツアーではアンコールのオーラスで“高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニストに対抗して葉加瀬太郎と8人のヴァイオリニスト”という笑うしかないモードのバージョンだったのでしっかりしたのを生で聴くのはこれが初めてです。

広樹さんが背中しか見えないから上記のような大好きな太郎さんと広樹さんのアイコンタクトが見れないと思っていましたが、今回はチェロより低音の楽器は西嶋さんのコントラバスだけですし、ヴァイオリンが太郎さんの他に2人いらっしゃるので広樹さんは伴奏パートという感じでした。

確かここだったと思うのですが、ここでやっと太郎さん口を開く。
第1部でたまってたのでしょうか?かなり笑かしてくれます(まあいつものことですが)

2:ハバネラ

朝ドラの山場シーンが出てきそうです。

確かここだったと思うのですが(4の後だったかも)啼鵬さんをご紹介。
といっても客席にいらっしゃるのは夫人だけでご本人は楽屋に引きこもっていらっしゃるそうです。
太郎さんとサントリーホールというと、こないだのハゲヅラ被って佐渡裕さんに怒られてた題名のない音楽会なのですが、瓶底メガネに学ラン姿がやたら似会ってた啼鵬さんが一番忘れられません

3:前奏曲とアレグロ

08年の『Classical Tuning』収録曲です。
初めて聴いた時にはなんだこのドーンと突き落としっぷりは!!!と強烈な印象を受けましたがすぐにいいなと思った曲。
弦楽だけで聴くと味があります。

4:タイースの瞑想曲

こちらも『Classical〜』収録曲。
クラシックを学ぶためにロンドンへ渡り、その後初めて作ったクラシックがコンセプトのアルバムということでクラシックコンサートではこのアルバム占める割合が高くなるんですね。
このアルバムはウチ的には太郎さんの作品の中で1、2を争うお気に入りなのでちょっと嬉しかったり

確かここで(2の後だったかも)メンバー紹介。
広樹さん、西嶋さんと紹介されて初メンバーへ。

松本さん
太郎さんが「衣装は黒で」と指示を出したところ(葉加瀬バンドって各自自前なんですね〜。初耳でした。いい感じに揃ってるんで衣装さんが準備してるんだとばかり思ってました。)「黒じゃなくてもいいですか?」とやたら訊いてくるからなんだろうと思ったら「リボンをしてアマデウス状態」

高橋さん
「最年少29歳!」
スイマセン、アラフォーに見えました_| ̄|○
公演パンフによると桐朋学園大首席卒業→米イーストマン音楽学校修士号取得→日本フィルハーモニー管弦楽団ゲストコンマスなど→渡米後はフリーで各地のオーケストラで演奏とすごい経歴です。
「一回りも年下なのに、やっぱりニューヨークでクラシックだけをやってると俺達ポップス畑とは貫録が違うのかな?」と広樹さんと西嶋さんに訊く。

村井さん
「僕と同じ堀川高校の後輩なんです。」(ってことは佐渡さんの後輩ですね)
スイマセン、太郎さんより年上に見えました_| ̄|○
村井さんを立たせ、「普通のズボンの太さはこう(とご自分を示される)。彼のズボンはこう。これってボンタンだよね?」
客席大笑い
「しかも黒い衣装なのにベルトは白」
「これって田舎の国道にいるヤンキーだよね???」
大爆笑

なんか髪型というか髪の色というかもすごく気になるし、ウチ的には“ヤンキー系ヴァイオリニスト”で定着(爆)
すごくそのキャラが気になります。

そして最後にマチェックさんを紹介。
例のエピソードを詳しく説明してくださいました。

太郎さんとは1年のうち11ヵ月半一緒にいて。
今回震災の発生後太郎さんはチャリティコンサートをこのツアーのために19日に帰国することが決まっていて、マチェックさんに行ったそうです。
「ロンドンにいるポーランドの男には日本は異国だ」と。
そして「今回ツアーをキャンセルしたとしても誰も君を責めない。」と。
それでもマチェックさんは決断してくださったそうです。

世の中に「もし」とか「〜だったら」はないけれど、第1部の後に感じたこと。
もしマチェックさんがキャンセルしたら、ツアー初日まで10日ほどしかない中で、もしかしたら第1部はなくなってたのかもしれないなぁ、そしてクラシックシアターは成立しなかったかもしれないなんてことを考えました。
いつも太郎さんと一緒だから“ロンドン在住のポーランド人”という感覚がなくて。
まだまだ催し物のキャンセルは続く中で太郎さんのツアーは先陣を切っているほうだと思う。
それゆえに本当に本当に日本のためにありがとう
それしか出てきません。

5:エトピリカ

ご本人が気に入ってらっしゃるところ申し訳ないんですが、ウチ的にはこの曲ってヴァイオリンとピアノだけバージョンがどうもしっくりこなくて。
どうしてもオリジナル版が好きなんですね。
だから個人的にはどう感じるかなぁと思っていたのですが、このバージョンは好き。(でもオリジナルがやっぱり1番です。ごめんなさい)

もちろん、大好きな曲なので嬉しいですよ〜

6:冷静と情熱のあいだ

この曲を生で聴くのは初めて!!

中学校のとき
放送委員会の先生が太郎さんファンでとにかく太郎さんの曲ばかりを使ってくれるからウチはウハウハだったんだよね(周りは中学生だし「ヴァイオリンなんて・・・」みたいな雰囲気だけど)
で、その先生は掃除の時間に流す曲をこの曲にしたんだけど不評で。。。
教頭先生なんか「どうして掃除の曲がこんなに暗いんですか!」と放送室にやってくるし。。。
1週間でボツになって♪Twice Upon A Timeになったというエピソードがあります
(ウチは♪冷静と〜も♪Twice〜もどっちも好きだけど!!)

ついにこの曲を生で聴けた〜と思ってたらそんなこと思い出しました。

ちなみに、もう何年も「見る!」と言いながら映画はなかなか見れていませんorz
広樹さんの役は恋のキューピットのチェリスト役と噂に聞いています。
このままだと有言不実行でいつまでたっても見れない気がしてきた(大汗)

ラスト3曲を紹介され「心ばかりのアンコールを準備しています」

7:ジェラシー

8:ひばり

ひばりの音を演奏中、「これ、ひばりね」と言っちゃうからびっくりなようならしいようなわらっちゃうような。

そして高橋さんにヴァイオリンでの会話を試みます。

村井さんには「これ、夜中の国道の音「これ、フェラーリとイジリます。
広樹さんもそれに合わせた音を出されます。
完全にアドリブのようで1回ごとにこれでいい?って風に振り返って袖に目線を送ってらっしゃいました。

お二人とも「カンベンしてくれ・・・(>_<)」というカンジ。
こっち的にはポップスとクラシックのノリの違いを目の当たりにした感じですが(笑)

まあこれくらいのこと普段のツアーならコーナー設けて15分ぐらいかけてやっちゃいますから!

9:チャールダシュ

アンコール1

ブラームス:ハンガリー舞曲第5番

アンコール2

今回の震災でのチャリティについて語られます。
「出口でひまわりの種をお配りしています。近くに植えていただいて夏にひまわりの花が咲いたら」

ひまわり

微力ながらも帰りに募金をしひまわりの種をいただいて帰りました。

クラシックを学ぶ!と決めてからこういう形式のツアーをいつかはやりたかったそうなんです。

「こないだまでツアーで羽根扇を振って踊っていた人とは思えない」と何度もおっしゃっていました
うん、あの情熱大陸は。
ほとんど踊ってて、弾いたと思ってもまた踊りだすからすぐ広樹さんがそれを察して主旋律を弾いていた、個人的には広樹さんのチェロバージョンを聴いたような感覚がしないでもなかったような(爆)

そーいえばツアーで情熱大陸を聴かなかったのはこれは初めて。
なんで広樹さんのエビ反り奏法もナシで(広樹さんだけいつもの椅子だったんでもしやあるのかと一瞬頭をよぎったケド) 

今年の予定としては秋にはアルバムを出していつも通りのツアーをしたい(羽根扇を振るかはわからないけど)とのこと。
で、来年の春にはまたクラシックツアーをやりたいと。
「そのときはブラームス2番を(お辞儀)」客席笑い
そうならばこちらも肺を鍛えなきゃいけませんね

「命をかけてクラシックツアーを育てていきたい」とおっしゃっていました。

普段のツアーであれば最低限のものだけが書き込まれたマスター譜というものをメンバー各自がアレンジして行くのだそうですが、今回はガチガチに出来上がったものを演奏していくんだそうです。
楽譜を正確に一音一音を表現しようという皆さんの熱のぶつかり合いを見ているのも刺激的でした。

♪ROAD TO GLORYが大好きなのですが、元が♪威風堂々なのでクラシックアレンジをしたらどうなるんだろう、いつか聴いてみたいなぁと次回に期待しています。
『情熱大陸』ではチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲に挑戦される太郎さんの姿を追っていましたが、クラシックでこの曲が一番好きなのでいいなぁ〜とうなりながら観てて、いつか一番好きなクラシック(チャイコのヴァイオリン協奏曲)を一番好きなヴァイオリニスト(太郎さん)で聴いてみたいしo(^^)o

チケ取りから何から何まで今回もお世話になりっぱなしでした。
やぐさん、ありがとうございました。

そんなカンジでレポ、終わり!
ご清聴ありがとうございました
  • 2011.04.11 Monday
  • 23:40

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  • 23:40
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